ヘリテージステーションホテル6

 ホテルの部屋は、ほとんど日が入らない。
薄暗い方が高級感があってイイ!
というマレーシアの捉えかたからつくられているようだ。

今朝の八時半頃、そろそろ掃除してシャワー浴びて、出かけるか、というときに
停電してしまった。

窓から入る光は豆電球より暗い。困った。

 ドアを開けると、外廊下も薄暗かった。
私が顔を出した気配に驚いた老人が
慌てて部屋に入っていこうとしたので、
「こんにちは、停電ですね」
声をかけたら、「そうですね、停電ですね」と、ほっとした様子で部屋にもどっていった。

そりゃ、こわいよな。私だって夜ならパニックおこしたかも。

窓から漏れる光を便りに、懐中電灯をスーツケースからとりだし、シャワーを浴びて
ホテルを出ることにした。

エレベーターも使えないので、真っ暗な階段を懐中電灯を使い降りてゆく。
階段の下で掃除係のおじさんに
「不便だね。大変だ」(こんな感じの意味の英語)で話しかけられ
「ネバーマイン」(きにすんな、きにしない)と答えた。

少しうれしい。
私今、現地の人と意思疎通できたじゃん。

クアラルンプール駅の郵便局に行き、エアメール用の切手を購入。
日本までの切手代は50セン(15円)

KTM(電車)にのってミッドバレーに行き、ジャスコで買い物と日本人会で
ネットをするのが今日の予定。

KTMクアラルンプール駅にゆくと、券売機が止まり、窓口のおにーさんが
「そのままホームにいけ」という
どうやら、停電でチケットが発券できないらしい。

切符なしで乗るのはいいが、降りるときなんて説明すればいいんだ??
やばいなぁ、どうしようと悩みつつ、
ミッドバレーの改札で、運賃の1リンギット(30円)を
改札の兄さんに握らせて、思いっきり日本語で
「クアラルンプールが停電でチケットもらえなかった」と話したら
、妙な顔をしながらも通してくれた。

設備の面で、ちまちまとしたトラブルはおこるが、人とのトラブルはまだ
体験していない。
「ネバーマイン」
もしトラブルがおこったとしても、
この言葉と感覚を身につければ、のりこえられそうだ。

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