2008年6月11日
urine test 尿検査
翌日、夫と共にパンタイメディカルセンターのラウ先生の元へ行った。
ラウ先生に市販の検査薬で陽性だったと告げると、先生は同病院内のチュウ先生(Dr CHEW WENG YEW)へ内線し、状況を説明後、受付の女性にチュウ先生の部屋まで案内するようお願いしてくれた。
どんな病気であれ、ラウ先生の元へ行けば適切に案内してくれる。
ありがたいことだ。
チュウ先生の待合室で、3~40分待たされた。その間、トイレで検査用の尿を取った。
尿を意味する英単語がわからず、トイレでカップを持ち戸惑ったが、トイレでカップといったら尿検査しかないだろうと
開き直った。
名前を呼ばれ、診察室に入ると、血色のよい顔におおらかな微笑みを浮かべたチュウ先生がいた。
英会話で問診に答えられるか? 私はチュウ先生の言葉から、わかる単語を拾い、想像しながら答えた
チュウ先生のおおらかな雰囲気が無かったら、答えられなかったかもしれない。
「最終月経はいつでしたか?」「生理周期は何日ですか?」「血液型はなんですか?」
「アレルギー(ペニシリン等薬品)はありますか?」
「はじめての妊娠ですか?」
全部答えられたと思う。
エコーで確認すると、胎嚢があった。
「おめでとう。尿検査も陽性です。何も問題はありません。あなたはとても幸せですね。私もとても幸せです。」
チュウ先生は私の手を取り、「幸せ」という言葉を何度も言ってくれた。とても温かかった。
後日調べたら、日本では胎嚢と心音が確認されるまで、医者は「おめでとう」とは言わないらしい。
初期流産の危機があるからだそうだ。
マレーシアの医者は、妊娠検査で陽性がでれば「おめでとう」
袋が確認できれば「おめでとう」
心音確認できれば「おめでとう」
異国の地で「おめでとう」と言ってもらえるのは、とてもありがたいことだ。
これから心配事はどんどんでてくるのだろうが、チュウ先生なら安心できると確信した。
タグ: マレーシア 出産 高齢出産
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2008年6月11日
先月の中頃、来馬してくれた友人と足裏マッサージのはしごをした。
彼女が帰国した翌日、疲れて寝ていると、足の裏が、アイロンを当てられているような熱さで目が覚めた。
マッサージが効きすぎたのか? 疲れたのか? 少し熱っぽい。
ドラッグストアに向い、ビタミン剤を眺め、そーいえば生理用品が切れかけていたなぁ、なんて売り場にゆくと
妊娠検査薬が目についた。しばらく考え込み、一番安い検査薬(約180円)と生理用品を一緒に買った。
実は、年末にも生理が遅れたことがあり、検査薬で陰性だったが、病院に行き診てもらったところ
「胎のうっぽいのが映っていますけど、まだ確定できません。一週間後に来てください」と言われ
翌日、生理が来たことがあった。
また勘違いだったらいやだなぁ・・・と、生理用品も検査薬も買ったのだ。
結果は、あっという間にラインが二つて、陽性確定!
翌日、病院へ行くことにした。
タグ: 海外 高齢出産 妊婦 初産
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2008年5月3日
二人でマレーシアへ渡る前、夫は単身マレーシアに一週間、ホテル暮らしをしたことがある。
私が成田空港まで迎えにゆくと、やつれた夫がいた。
一週間でこんなにやつれるのか?!と、驚くほどのやつれぶりだった。
「ブラックコーヒーがない。飲み物すべてに砂糖が入っている」
「チキンソテーのソースで、ハニーオアペッパーって聞かれたんだ。マレーシアでは肉に蜂蜜かけるのか?耳を疑ったよ」
「香料があわない」「全部脂っこくて、甘い」
主人は丼物も苦手で、親子丼だったら具と御飯を別々にしないと食べたがらない。
汁のついた御飯が苦手なので、マレーシアのミックスライスも苦手だ。
これは、私が自炊するしかない。
ヘリテージステーションホテルを滞在先に選んだのは、自炊ができると、あるHPに紹介されていたという理由があった。
しかし、実際は禁止されているのでできない。
室内にミニキッチンはあるが、コンロは無く、チェックイン時にも火気厳禁と説明された。
どうにかできないだろうか・・・。
私がホテル内をうろうろとしていると、Oさんに会った。
「水道の調子はどう?」
「大丈夫だよ。ありがとう。ところで、助けてくれないでしょうか?」
「もちろん、なんでしょう?」
「自分で料理をしたいんだけど、キッチンを貸してもらえないだろうか?」
「ええええ!!それは無理です。お役に立てなくてごめんなさい」
深々と頭を下げるOさん いや、あの、頭をあげてください。
「ここは重要建築物だから、火気厳禁なんです。あなたは何を調理したいの? 豚肉?」
これには私が噴き出した。イスラムの国で嫌われるような真似はしませんよ。
「いやいや、この国で豚肉は食べないよ。私は夫のために日本食を作りたいんです。レストランの日本食はとても高いから大変なんだ。」
「うーん、確かに日本食は高いね。えっ! 君が料理するの? ほんとに? 料理なんてできるの?」
「できるよ! するよ!」
Oさんは、うーん(理解できない)といった顔をしたあと、「とにかく、ホテル内でゲストは調理できないんだ。お役に立てなくて申し訳ない」と再度頭を下げた。
このとき、私は英語がでず、日本語で「大丈夫だよ。ありがとう。」と言ってしまった。
タグ: ヘリテージステーションホテル
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2008年2月17日
廊下にあった張り紙
紳士淑女の皆様
当ホテルでは朝8:30と夕4:30に、ごみを回収しております。
回収時間前に、お部屋の外(廊下)へごみ箱を出していただくようお願いいたします。
決して、一晩中外廊下へごみ箱を出しっぱなしにしないでください。
夜間、進入してきたノラ猫に荒らされてしまいます。
皆様のご協力をお願いいたします。
さて、私はこのホテルが大好きなのですが、一つだけびっくりしたことがある。
ホテル滞在してから約二週間の間、ホテル内の廊下に三回猫のフンがあったことだ。
最初は、マナーのなってない旅人が、猫を連れて廊下にフンをさせているのかと考えていたが、どうやらノラ猫が入ってきて、フンをおいていくようだ。
私も夫も一回づつ、ホテル内でノラ猫を見かけた。
私のときは、ラウンジ脇においてあったゴミ袋に手をかけていたので、ノラで間違いないと思う。
夫はエレベーター脇の階段で遭遇し、上の方に逃げていったというから
恐らく、ホテル内に隠れ場所があるのではないか?と話していた。
私は猫も犬も大好きなのだが、流石にホテル内でかわいがるとか餌付けをするつもりはないし、何より海外ではどんな病気になるかわからないので触らないことにしている。
私はこのホテルが好きです。でも、こういう事が生理的に駄目な人、アレルギー持ちには薦められないですね。
ちなみに、ホテル内は、毎日必ず掃除をしているのでフンもすぐに処理されているようです。
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2008年2月17日
ホテルの部屋は、ほとんど日が入らない。
薄暗い方が高級感があってイイ!
というマレーシアの捉えかたからつくられているようだ。
今朝の八時半頃、そろそろ掃除してシャワー浴びて、出かけるか、というときに
停電してしまった。
窓から入る光は豆電球より暗い。困った。
ドアを開けると、外廊下も薄暗かった。
私が顔を出した気配に驚いた老人が
慌てて部屋に入っていこうとしたので、
「こんにちは、停電ですね」
声をかけたら、「そうですね、停電ですね」と、ほっとした様子で部屋にもどっていった。
そりゃ、こわいよな。私だって夜ならパニックおこしたかも。
窓から漏れる光を便りに、懐中電灯をスーツケースからとりだし、シャワーを浴びて
ホテルを出ることにした。
エレベーターも使えないので、真っ暗な階段を懐中電灯を使い降りてゆく。
階段の下で掃除係のおじさんに
「不便だね。大変だ」(こんな感じの意味の英語)で話しかけられ
「ネバーマイン」(きにすんな、きにしない)と答えた。
少しうれしい。
私今、現地の人と意思疎通できたじゃん。
クアラルンプール駅の郵便局に行き、エアメール用の切手を購入。
日本までの切手代は50セン(15円)
KTM(電車)にのってミッドバレーに行き、ジャスコで買い物と日本人会で
ネットをするのが今日の予定。
KTMクアラルンプール駅にゆくと、券売機が止まり、窓口のおにーさんが
「そのままホームにいけ」という
どうやら、停電でチケットが発券できないらしい。
切符なしで乗るのはいいが、降りるときなんて説明すればいいんだ??
やばいなぁ、どうしようと悩みつつ、
ミッドバレーの改札で、運賃の1リンギット(30円)を
改札の兄さんに握らせて、思いっきり日本語で
「クアラルンプールが停電でチケットもらえなかった」と話したら
、妙な顔をしながらも通してくれた。
設備の面で、ちまちまとしたトラブルはおこるが、人とのトラブルはまだ
体験していない。
「ネバーマイン」
もしトラブルがおこったとしても、
この言葉と感覚を身につければ、のりこえられそうだ。
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2008年2月15日
夫が仕事に行っている間、語学学校へ通うつもりだが、
あいにくチャイニーズニューイヤーと重なり、めぼしを付けていた学校が休みで
ほとんど動きが取れなかった。
暇なので、地球の歩き方 マレーシアに載っているマッサージ店(3店)に夫と共に向かったが
年中無休と本に書かれていても、すべてチャイニーズニューイヤーで休みだった。
ちなみに、夫が借りたオフィスは24時間・365日出入り自由という契約だが
チャイニーズニューイヤーで閉められ、入れなかった。
年中無休でも、チャイニーズニューイヤーは別らしい。
さて、ヘリテージステーションホテルは観光にももってこいで、セントラルマーケットとレイクガーデン、チャイナタウンがすべて徒歩で行ける。ホテルの前には高速バス乗り場があり、ペナン島にも行ける。LRTのパサールスニ駅も近いので、KLCCもすぐいける。
先日は、ホテルの一部であるクアラルンプール駅1番ホームで映画かドラマの撮影が行われていたり、夜にはイースタンアンドオリエント特急が停車し、クラシック映画みたいに
優雅な車内をホームから眺めることもできた。 いつか絶対、これでシンガポールへ行こうと決めた。
今朝は、洗濯をしに3Fロビーへ降りたところ、KTMの制服を着たおじさんが
観光客にヘリテージホテルのラウンジを案内していた。
簡単な挨拶をし、私はランドリーに向かった。洗濯物を放りながら
そうか、このホテル自体が文化財だから、観光名所になるのね、と
改めて気がついた。
100年も、窓も無く吹きさらしのラウンジが残ってて、今も旅人をくつろがせてくれるなんて
このホテルだけだろうな。きっと。
いいホテルだ。
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2008年2月14日
ホテルの三階、ラウンジの左脇には階段があり、降りるとコインランドリーがある。
50セン硬貨六枚で約四キロ洗えるそうだ。洗濯機が大きいので、12キロくらい入るかと思い
詰め込みすぎて、回らなくなったことがある。
これが二つ目のトラブルだ。
にごった水につかりっぱなしの洗濯物を前に、「なんでー」を連呼していたら
紺色のアロハ(ヘリテージの掃除夫の制服らしい)を着たお兄さんに
「これは入れすぎ、このくらいまでしか入れちゃ駄目」と教えてもらった。
情けない顔をしていた私に、お兄さんは
「ネバーマイン、オーケーら」と笑ってくれた。
これが現地のOKか! 初めて聞いた。 マレーシアでは語尾に「ら」をつけると本に書いてあった。 ネバーマイン(気にするな)もだ。
なんか、いいなぁ。 気にするな。いい言葉だ
私はびしょぬれの衣類を持ち帰り、流しですすぎ、干した。乾くとゴワゴワで
少しなさけなかった。
後日、洗濯機の蓋に out of orderのシールが張られているのを見つけ
罪悪感も感じた。
ところで、私が日本を出た頃、楽天ではダウニーがランキング市場に登場していた。
ほのかに香るところがいいらしい。
先日まともに洗濯できなかった衣類が臭いので、ダウニーを使い洗い直すことにした。
こちらでダウニーは200ml六十円位で買える。ためしに買ってみた。
FOBという洗剤とダウニー、どちらも香りがきつい。
わかっちゃいるけど、汚いよりはましと大目に入れて洗濯し、部屋に干した。
ヘリテージの部屋は乾燥しているのか?肌がかさかさになることは無いのに、なぜか部屋干しでも3~4時間で乾く。
ベッドの天蓋部分に洗濯用ロープを張ったり、椅子やバスルームのタオルハンガーを使えば
二人×四日分くらい干せる。ランドリールームに乾燥機もあるが、使う必要はない。
ちょっとダウニーきついかなー、と干したが、乾くにつれてダウニーの臭いが部屋中に満ちて
私と夫は吐き気がすると、ラウンジに逃げ出した。
ガラス窓のない、ラウンジでしばし開放感を味わいながら
「もー、吐いちゃおうか」
「そうだねぇ。吐いちゃおうか」
などど、古びた椅子にもたれていた。
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2008年2月12日
そろそろ滞在して2週間が経つ。
今までにホテルで起こったトラブルは4回だ。
一つ目は、湯沸かし器のプラグの接触が悪かったらしく、溶けて
しまったこと。
火事にならなくてよかった。 すぐにフロントへ行き、拙い英語で修理をお願いした
「ケーブルがもえちゃった。 ケーブルが溶けちゃった。部屋みにきて」
「ケーブル?あなたのパソコンにつなぐケーブルが溶けたの?」
通じてない。
フロントの女性は、埒が明かないといった感じでメンテナンス係りに電話し、
私たちに部屋へ戻るように言った。
数分後、電球と蛍光灯を抱えた青いポロシャツのおじさんが来た。
この人が、Oさんである。
私たちがコンセントから抜いたプラグを見せると、すぐに理解してくれ、
変えのプラグを持ってきて、コードを削り、直してくれた。
確認のためにお湯を出すと・・・熱い! 日本と変わらないお湯が出てきた。
今まで、接触が悪くてお湯がぬるかったらしい。
見事な仕事振りに感動し、チップをわたそうとするとOさんは嫌そうな顔をし
「そんなのはいらない」と、言われた。
でも言葉も良くわからない、気持ちもうまく伝えられない私にはチップを渡すことしか考えられず
Oさんに日本語で「ありがとう」を連呼しながら、無理やり渡した。
怪訝な顔をしながらも、Oさんはうけとり「アリガト」と、去っていった。
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2008年2月11日
お姉さんたちの親切さと、スーツケースを抱えて階段上り下りをしなくてすんだ喜びで
私達は小躍りしながらホームを渡った。
元待合室であっただろう空間は、アートギャラリーになっており、抜けると右手に
ホテルの入り口があった。
正面には手動のエレベーター
左手に格子がはめられたフロントがあり、ひっつめ髪に素顔の中華系50代前後?の女性がいた。夫が名前を告げ、チェックインの手続きをするために、女性に声をかけた。
・・・二人が話しているよく英語がわからない。エレベーターの脇でスーツケース三個に手をかけ、噴出す汗を拭っていたら、女性が鍵をわたしてくれた。
「:¥;:@¥。・?」
私は先に部屋に入ってていいよ、ということらしい。
ありがとう、と受け取ったが、一人でスーツケース三個は一度に運べない。
夫がチェックインを済ませるのをまつことにした。
ネットで予約したはずだが、上手くつたわってなかったらしい。でも女性は、余裕の表情で
処理してくれていた。この辺の詳しいことは夫のブログにあるので、そちらを参照してほしい。
手動のエレベーターに乗り、三階へ行と正面にロビーがある。ここには窓がなく、とても広い。
左にさらに階段があり、その上に私たちの部屋があった。
天蓋つきのベッドにテレビ、バスタブ、コーヒーセット、ドレッサー、テーブルと椅子、クローゼット、ナイトテーブルにサイドボード。家具類はダークブラウンで統一され、年季が入っている。
すごいじゃないか!
内装はイギリス風、壁もおしゃれで、リビングはクリーム色と茶色、ベッドルームは水色と青のツートンカラーになっていて、色の境目は花柄のテープで飾られている。
花の絵も六点展示されている。
おしゃれじゃないか!
いろいろといじってみたかったが、疲れたのでシャワーを浴びて眠ることにする。
・・・湯沸かし器はついているが、水の勢いはないし、ぬるいお湯しかでない。
「うん、許容範囲だから大丈夫。」
夫と二人、早々に休んだ。
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2008年2月9日
空港から電車を乗り継いで、KTMクアラルンプール駅に着いたとき
日が暮れかけていた。
今回、ビザ(90日)一杯滞在し、その間に夫は会社を立ち上げ、三ヵ月後に帰国する。準備が済み、帰国してワークパーミットが取れたら、私たちはマレーシアに住むことになる。
日本での持ち物は処分し、今私たちの持ち物はスーツケース3個分しかない。
スーツケース3個、財産としては軽すぎるが、手荷物として運ぶには結構な量だ。
置き引きにあったらいけない。
引ったくりにあったらいけない。
知らない人に荷物を触られたらいけない。
タクシーの価格交渉の仕方もわからない。きっとぼったくられるし、どこに連れて行かれるかわからないし、逃げられないから使いたくない。ここは外国なんだ。
飛行機を降りてから、ずっと緊張していた。
おかげで、路線を一度間違えて一駅Uターンした以外、何もトラブルはなかった。
空港からKTMクアラルンプール駅に降りたとき、
私達はすでに疲弊していた。
クアラルンプール駅、降りたホームの反対ホームにホテルの看板が見える、どうやって線路を渡ればいいんだ?
拙い英語で駅員に聞くと、もっと端まで行くと地下乗り換え口があるという。
指差したほうは、人気もなく暗いホームの端。半泣きになりそうになった。
向かってゆくと確かに地下への階段があった。駄目だ、スーツケース三個抱えて暗い階段を下りるなんて無理だ。
夫のほうは「もう、やってしまえ、」とスーツケースを抱えたが私は「ホテルのポーターを呼ぼう」ととめた。
しかし、ポーターなんて中級ホテルにいるのだろうか、
この暗い地下通路いけるのか?など困った顔をしていたら
地下から華やかなイスラムのお姉さん3人が登ってきて、
声をかけてくれた。
なんだかよくわからない。言葉の意味はわからないが、ホームのさらに先を指差してくれている。
私がジェスチャーで「スローブ?」と聞くと、そうそう、とにこにこはしゃいでくれた。
もっと先にゆくと、スローブでホテル側にいけるらしい。
「OK!I See ありがとう」
私は英語なんてまったく話せない。お姉さん方も英語じゃなかったと思う。
それでも気持ちは通じるものなのね。 なによりも、声をかけてくれたのがうれしかった。
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